Blue Origin、ニュー・グレン・ロケットの飛行再開に向けたロジスティクス概要を発表
Blue Origin outlines return to flight logistics for its New Glenn rockets
Blue OriginのCEOであるデイブ・リンプ氏は、約1ヶ月前のニュー・グレン・ロケットの爆発事故の原因究明を継続しつつ、年後半のパッド運用再開計画を明らかにしました。初期分析では第一段後部セクションに問題があった可能性が示唆されています。事故により損傷した発射台アクセス・タワーの解体に使用される大型クレーンの組み立てが進められており、発射コンプレックス36からは全ての瓦礫が撤去されました。当初、今夏後半に月への初カーゴランダー「Blue Moon Mark 1」を打ち上げる予定でしたが、事故調査とパッド損傷のため、このタイムラインは2027年初頭にずれ込む見込みです。NASAはBlue Originと緊密に連携し、復旧タイムラインの把握と代替案の検討を進めています。Blue Originは2026年末までに打ち上げを再開することにコミットしており、NASAの担当者は進捗を高く評価しています。同社は、従来の水平統合モデルから、水平・垂直統合を組み合わせたハイブリッドモデルへ移行する計画です。これにより、新たなトランスポーター・イレーターを必要とせず、既存インフラを活用し、2つのパッドで共通の運用コンセプト(CONOPS)を実現します。具体的には、第一段と第二段を水平統合施設で結合後、パッドに輸送し、クレーンで垂直に立てて発射台に設置する方式となります。
- Blue Origin CEOがニュー・グレン・ロケット爆発事故の原因を継続調査しつつ、年後半のパッド運用再開計画を発表
- Blue Originは2026年末までに打ち上げ再開することにコミット、NASAは進捗を高く評価
- 月への初カーゴランダー「Blue Moon Mark 1」の打ち上げ予定が2027年初頭に延期
- 従来の水平統合モデルから水平・垂直統合を組み合わせたハイブリッドモデルへの移行計画を発表
ブルーオリジンのニューグレンロケット爆発事故後の復旧計画が明確化された点が重要。2026年末までの打ち上げ再開コミットメント、新たなハイブリッド統合モデルへの移行、そしてNASAとの連携維持が示されており、同社の宇宙輸送能力回復のタイムラインが投資判断材料となる。特にNASAとの関係継続は政府契約の観点から注視すべき。