中国、2.250kW充電器を既に稼働、米国は来年の750kWを検討
China’s 2,250kW chargers are already in service, while US thinks about 750kW next year
中国のEV充電インフラが急速に進展しており、Geelyは既に稼働中の2.2メガワット(MW)充電器を発表しました。これは5分未満でEVを充電でき、現在5都市でサービス提供中、来年末までに15,000箇所の設置を計画しています。一方、米国で来年導入予定の最速充電器は750kWで、これは中国の技術に比べて遅れをとっています。Geelyの2.2MW充電器は、1,500V/1,500Aで動作しますが、現時点では1,500V充電に対応する車両は存在せず、代わりに2台の車両が同時に1MW以上の電力を受け取ることができます。Geelyは3月に1.5MW充電器を発表しており、わずか6ヶ月で2.2MWへと進化させました。BYDも3月に1.5MWシステムを発表し、5ヶ月で10,000台の充電器を設置しました。米国のEV充電インフラは遅れており、EVgoは来年750kW充電を導入予定ですが、これは現在の最先端技術の約2倍です。しかし、EVgoの750kWシステムは充電器間で電力を共有するため、個々の充電器への供給電力は不明です。米国では、テスラのV4スーパーチャージャーが500kWのピーク電力を持つものの、普及しているのは350kW以下のものが大半です。テスラのセミトラック用「メガチャージャー」は1.2MWですが、GeelyやBYDのコンシューマー向け製品よりも低速です。記事は、米国の充電インフラ整備の遅れは、政治的な障害や政策の遅延が原因であると指摘しています。
- Geelyが既に稼働中の2.2MW充電器を発表。5分未満でEV充電が可能で、現在5都市でサービス提供中、来年末までに15,000箇所の設置を計画
- Geelyの2.2MW充電器は1,500V/1,500Aで動作するが、現時点で1,500V充電に対応する車両は存在せず、代替として2台の車両が同時に1MW以上を受電可能
- Geelyは3月に1.5MW充電器を発表し、わずか6ヶ月で2.2MWへ進化させた
- BYDも3月に1.5MWシステムを発表し、5ヶ月で10,000台の充電器を設置
- 米EVgoは来年750kW充電を導入予定だが、充電器間で電力を共有するため個々の充電器への供給電力は不明
- テスラのV4スーパーチャージャーは500kWのピーク電力を持つが、普及しているのは350kW以下のものが大半
- テスラのセミトラック用メガチャージャーは1.2MWだが、GeelyやBYDのコンシューマー向け製品よりも低速
- 記事は米国の充電インフラ整備の遅れの原因を政治的な障害や政策の遅延に帰している
EV充電の超急速化レースで中国勢が先行。Geelyはわずか半年で1.5MWから2.2MWへ引き上げ、5都市で稼働・来年末までに15,000箇所設置を計画、BYDも5ヶ月で10,000台を設置済みと、インフラ展開の速度が競争力の源泉になっている。一方、米国はEVgoが来年750kW、テスラのV4でも500kWピークと出力・普及ともに見劣りし、政治・政策の遅延が米国のEV普及と関連サプライチェーンの投資判断における下方リスクになり得る。充電時間短縮はEV需要の主要ボトルネック解消につながるため、車載側の1,500V対応や充電インフラ関連の設備投資・受注動向を注視したい。