BYD、カナダで5分で充電できるEV充電ネットワーク構築を検討か
BYD looking to build 5-minute EV charging network in Canada
中国のBYDがカナダで、5分でEVを充電できる「フラッシュ充電」ネットワークの構築を検討している可能性がある。この充電器は、北米の公共充電器の3倍以上の出力を持ち、1基あたり約400kmの航続距離を5分で追加できるとされる。BYDは既に中国で約6,000基のフラッシュ充電器を設置しており、最近英国でも初設置した。カナダでの事業拡大のため、トロントを拠点とするフラッシュ充電ネットワーク担当マネージャーの求人を出しており、充電ネットワークの拡大戦略や事業成長を統括する人材を求めている。この充電器を利用するには、BYDの1000V「Super e-Platform」または1500kWの充電能力を持つ第2世代「Bladeバッテリー」を搭載したBYD車が必要となる。Teslaの最新V4スーパーチャージャーが500kW、北米の多くのEVが最大350kWであることを考えると、BYDの技術は先進的である。BYDはカナダ国内で20店舗のディーラーサイトも探しており、カナダのEV充電インフラを強化する可能性がある。
- BYDがカナダで、5分で約400kmの航続距離を追加できる「フラッシュ充電」ネットワークの構築を検討している可能性がある
- フラッシュ充電器は北米の公共充電器の3倍以上の出力を持ち、Teslaの最新V4スーパーチャージャー(500kW)や北米の多くのEV(最大350kW)を上回る
- BYDは既に中国で約6,000基のフラッシュ充電器を設置し、最近英国でも初設置した
- カナダ事業拡大のため、トロントを拠点とするフラッシュ充電ネットワーク担当マネージャーの求人を出している
- 充電器の利用にはBYDの1000V「Super e-Platform」または1500kWの充電能力を持つ第2世代「Bladeバッテリー」搭載車が必要
- BYDはカナダ国内で20店舗のディーラーサイトも探している
BYDがカナダで「フラッシュ充電」ネットワーク構築を検討し、現地求人を出している点が注目される。1基で5分・約400kmを追加できる高出力充電は、Tesla V4(500kW)や北米の一般的な350kWを大きく上回る性能で、充電インフラを差別化要因にEV販売を拡大する狙いが読み取れる。ただし利用には1000V Super e-Platformや第2世代Bladeバッテリーなど自社車両が前提となり、エコシステムの囲い込みが進む点は投資判断上の鍵。カナダでのディーラー20店舗計画と合わせ、北米での事業展開の実行度と規制・関税リスクを注視したい。