FDA、長年EU/アジアで使用されてきた新しい日焼け止め成分(ベモトリジノール)を承認
FDA Approves New Sunscreen Ingredient (Bemotrizinol) Used in EU/Asia for Years
米国食品医薬品局(FDA)は、長年欧州やアジアで使用されてきた先進的な日焼け止め成分であるベモトリジノール(PARSOL Shield)を承認しました。これは20年以上ぶりの新しい日焼け止め成分の承認であり、米国では2026年末までにPARSOL Shieldを配合した新製品が登場し、その後、より広範な入手が可能になると予想されています。この成分は、UVA防御のギャップを埋め、より効果的で化粧品としても優れた日焼け止めの開発を可能にします。ベモトリジノールは、UVAおよびUVB防御を提供する化学的フィルターで、光安定性が高く、最大6%の濃度で使用可能です。また、皮膚への吸収が最小限で、プラズマレベルがほとんど検出されないという特徴があります。この承認は、CARES法によって確立された合理化されたプロセスのもと、OTC(一般用)モノグラフに追加された初の新しい有効成分となります。
- FDAが長年EU/アジアで使用されてきた日焼け止め成分ベモトリジノール(PARSOL Shield)を承認した。これは20年以上ぶりの新規日焼け止め成分承認
- 2026年末までに米国でPARSOL Shieldを配合した新製品が登場予定
- CARES法に基づく合理化プロセスでOTCモノグラフに追加された初の新有効成分
20年以上ぶりの新規日焼け止め成分承認であり、米国市場におけるサンスクリーン製品の競争構造を変える可能性がある。欧州・アジアで既に使用実績がある成分であるため、消費者受容性リスクは低く、規制ハードルが高い米国市場への参入障壁が下がった点が重要。ベモトリジノールのライセンス元や特許保有企業、そして配合製品を発売する企業の動向には注目価値がある。また、CARES法による承認プロセスの確立が今後の他成分承認の前例となる可能性も、規制環境変化として注視すべき。