トヨタの1万5千ドルEV、右ハンドル仕様が海外でテスト中、世界市場投入の可能性
Toyota’s popular $15,000 Chinese EV spotted testing overseas in RHD [Images]
中国の合弁事業で生産されるベストセラーEV「bZ3X」の右ハンドル仕様が海外でテストされているのが目撃され、トヨタがこの人気の電動SUVをグローバル市場に投入する可能性が示唆されています。bZ3Xは2025年3月に発売されて以来、中国で人気を博し、発売1時間で1万台以上の注文を獲得しました。価格は当初109,800元(約15,500ドル)からでしたが、現在は94,800元(約14,000ドル)から購入可能です。タイで右ハンドル仕様がテストされていることから、世界的な展開が近いと見られています。中国では9つの仕様があり、航続距離は430kmから610kmです。内装は14.6インチのインフォテインメントスクリーンと8.8インチのドライバーディスプレイを備え、上位モデルにはLiDARとMomentaの高度な運転支援システムが搭載されています。bZ3Xは全長4,645mmで、トヨタRAV4やフォルクスワーゲンID.4と同程度のサイズです。トヨタはbZ3Xの部品の約90%を中国から調達しており、バッテリーはBYD、自動運転ソフトウェアはMomentaから供給を受けています。
- トヨタの中国合弁生産EV「bZ3X」の右ハンドル仕様が海外(タイ)でテスト中と目撃され、グローバル市場投入の可能性が示唆された
- bZ3Xは2025年3月発売で、発売1時間で1万台以上の注文を獲得。価格は当初109,800元(約15,500ドル)、現在は94,800元(約14,000ドル)から
- 中国では9仕様、航続距離430km〜610km。全長4,645mmでRAV4やフォルクスワーゲンID.4と同程度のサイズ
- 上位モデルにLiDARとMomentaの高度運転支援システムを搭載
- 部品の約90%を中国から調達し、バッテリーはBYD、自動運転ソフトウェアはMomentaから供給を受ける
トヨタが中国合弁で生産する低価格EV「bZ3X」の右ハンドル仕様がタイでテストされている点は、新興国向けグローバル展開の布石として重要。約1.5万ドルという価格帯は中国EV勢との競争が激しいセグメントで、トヨタのEV価格競争力と収益性のバランスを見極める材料になる。部品の約9割を中国調達し、バッテリーをBYD、自動運転ソフトをMomentaに依存する構造は、コスト優位の一方で地政学・サプライチェーンリスクを抱える点に留意したい。発売1時間で1万台超の受注は需要の強さを示すが、右ハンドル仕様の海外投入が実現するかが今後の株価材料となる。