NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayにおける複数の脆弱性(CVE-2026-88771、CVE-2026-88772等)に関する注意喚起
注意喚起: NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayにおける複数の脆弱性(CVE-2026-88771、CVE-2026-88772等)に関する注意喚起 (公開)
Cloud Software Groupは、NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayに複数の脆弱性(CVE-2026-88771~CVE-2026-88778)が存在すると発表しました。特にCVE-2026-88771とCVE-2026-88772は、認証されていないリモート攻撃者による任意のコード実行を可能にする可能性があり、既に悪用が確認されています。CVE-2026-88771はデフォルト構成を含む全構成に影響し、CVE-2026-88772はDTLSが有効な構成に影響します。影響を受けるバージョンは、NetScaler ADCおよびGateway 14.1-73.37より前、および13.1-64.23より前のバージョンです。JPCERT/CCは、日本国内で当該製品が広く利用されていることを確認しており、2026年9月24日以降、日本国内のNetScalerを対象とした攻撃試行が観測されていますが、これが脆弱性の悪用を意図したものかは不明です。Cloud Software Groupは修正済みバージョンの適用を強く推奨しており、回避策は提供されていません。JPCERT/CCは、侵害調査の実施と情報提供を呼びかけています。
- Cloud Software Group が NetScaler ADC/Gateway の複数脆弱性 (CVE-2026-88771〜88778) を公表。CVE-2026-88771 と CVE-2026-88772 は未認証リモートからの任意コード実行を可能にし、既に悪用が確認されている
- CVE-2026-88771 はデフォルト構成を含む全構成に影響、CVE-2026-88772 は DTLS 有効構成に影響。影響バージョンは 14.1-73.37 より前および 13.1-64.23 より前で、回避策は提供されず修正版適用が強く推奨
- JPCERT/CC は日本国内で NetScaler が広く利用されていることを確認。2026年9月24日以降、国内 NetScaler を対象とした攻撃試行が観測されているが、脆弱性悪用を意図したものかは不明
NetScaler ADC/Gateway の未認証リモートコード実行脆弱性が既に悪用されており、修正版適用以外の回避策がない点は重大。日本国内でも攻撃試行が観測されており、同製品を利用する企業のセキュリティ投資・パッチ適用の緊急性が高まる。セキュリティ製品ベンダーにとっては需要拡大要因だが、利用企業側には侵害対応コストとレピュテーションリスクが生じる。投資家は、NetScaler 依存度の高い企業のリスク開示と、ゼロデイ対応力を評価する必要がある。