NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayにおけるリモートコード実行につながる脆弱性(CVE-2026-8452)に関する注意喚起
注意喚起: NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayにおけるリモートコード実行につながる脆弱性(CVE-2026-8452)に関する注意喚起 (公開)
JPCERT/CCは、Citrix NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayに存在するリモートコード実行につながる脆弱性(CVE-2026-8452)について注意喚起を行っています。watchTowr Labsが詳細分析とPoCコードを公開しており、NetScaler ADCおよびNetScaler GatewayがSAML SPまたはIdPとして構成されている場合に、認証なしでリモートコード実行が可能であるとしています。影響を受けるバージョンは、NetScaler ADCおよびNetScaler Gateway 14.1-72.61より前のバージョン、13.1-63.18より前のバージョンなどです。Cloud Software Groupは修正済みバージョンへのアップグレードを推奨していますが、回避策は提供されていません。JPCERT/CCは、2026年8月15日時点で本脆弱性の悪用を示す情報は確認していませんが、今後の攻撃発生を懸念しており、国内で広く利用されていることを確認しています。侵害調査のため、想定外のPHPファイルアクセス、異常に長いSAML Response、"nsppe"プロセスの異常終了、"/bin/sh"のパーミッション変更などの痕跡を確認することが推奨されています。
- Citrix NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayに認証なしのリモートコード実行脆弱性(CVE-2026-8452)が公開され、影響バージョンには14.1-72.61より前、13.1-63.18より前が含まれる
- Cloud Software Groupは修正済みバージョンへのアップグレードを推奨しているが回避策は提供されていない
- JPCERT/CCは2026年8月15日時点で悪用情報は確認していないものの、国内で広く利用されていることを確認し、侵害調査の痕跡確認を推奨している
NetScaler ADC/Gatewayは国内企業でも広く利用されているネットワーク機器であり、認証なしでリモートコード実行が可能な脆弱性の公表は、Citrix/Cloud Software Group製品のセキュリティ対策需要や、エンタープライズネットワーク機器市場における脆弱性管理の重要性を再認識させる。企業のセキュリティ投資やベンダーの対応状況に注目が必要。