Cloudflare、キャッシュレスポンスルールを発表
Introducing Cache Response Rules
Cloudflareは、オリジンサーバーからの応答後、コンテンツがキャッシュされる前に実行される新しいルールタイプ「キャッシュレスポンスルール」を発表しました。これにより、Set-CookieやCache-Controlヘッダーなど、オリジンサーバー側での変更が困難な場合に、キャッシュ効率を低下させる要因をCloudflare側で修正できるようになります。従来、キャッシュの決定はリクエスト時に行われていましたが、オリジンからの応答ヘッダーに含まれる情報(Cache-Control、ETag、Set-Cookieなど)に基づいてキャッシュの可否や期間が決まるため、オリジンからの応答後に問題が発覚することがありました。キャッシュレスポンスルールは、オリジンからの応答を受け取った後、キャッシュに書き込まれる前に実行され、Set-Cookie、ETag、Last-Modifiedなどのヘッダーを削除したり、Cache-Controlディレクティブを書き換えたりすることが可能です。これにより、オリジンサーバーのコード変更なしに、キャッシュヒット率の向上、パフォーマンス改善、インフラコストの削減が期待できます。この機能は、既存のキャッシュルールと連携し、リクエストフェーズとレスポンスフェーズの二段階でキャッシュ制御を行うことで、より高度なキャッシュ管理を実現します。
- Cloudflareが、オリジンサーバーからの応答後にキャッシュに書き込まれる前に実行される新しいルールタイプ「キャッシュレスポンスルール」を発表した。
- この機能により、Set-CookieやCache-Controlヘッダーなど、オリジンサーバー側での変更が困難な場合でも、Cloudflare側でキャッシュ制御が可能になり、キャッシュヒット率向上が期待できる。
Cloudflareが「キャッシュレスポンスルール」を発表したことは、CDN/エッジコンピューティング市場における同社の競争優位性をさらに強化する製品アップデートである。従来、オリジンサーバー側の設定変更が難しいケースでキャッシュ効率が低下していた問題を、Cloudflare側で解決できるようにした点は、同社プラットフォームへのロックイン効果を高め、既存顧客の維持と新規顧客獲得に寄与する。キャッシュヒット率向上によるパフォーマンス改善とインフラコスト削減は、Cloudflareの顧客にとって直接的な価値であり、結果として同社の売上成長とARPU向上に貢献する可能性が高い。