Show HN: 純粋なRustで書かれた暗号ライブラリrscrypto、業界最速クラスのベンチマーク結果を公開
Show HN: Rscrypto, pure-Rust crypto with industry leading public benches
Rustで書かれた暗号ライブラリ「rscrypto」が公開された。RSA、Ed25519、X25519、AEAD、ハッシュ、KDF、パスワードハッシュ、CRCなどの暗号プリミティブを単一の依存関係で提供し、バイナリサイズ、デプロイメント制御、速度を重視するプロジェクト向け。no_std、WASM、ハードウェアアクセラレーションにも対応している。Linux CIでは最速外部ライブラリと比較してgeomeanで1.61倍、Apple Silicon (MBP M1) では1.25倍の速度を記録した。RSA関連機能が強化され、APIはシンプルに保たれている。ベンチマーク結果はLinux CI (2026-05-27) とApple Silicon (2026-06-01) の2つの異なるコミットとスコープで収集された。ライブラリはApache-2.0またはMITライセンスで提供される。
- Rust製暗号ライブラリ「rscrypto」が公開され、ベンチマークで最速外部ライブラリ比Linux CI 1.61倍、Apple Silicon 1.25倍の速度を達成したと報告
Rust製暗号ライブラリ「rscrypto」が公開され、既存の最速外部ライブラリと比較してLinux CIで1.61倍、Apple Siliconで1.25倍の速度を達成した点は注目に値する。セキュリティ分野では、暗号処理の高速化は直接的にコスト削減(消費電力・レイテンシ・スループット)に結びつくため、クラウドインフラやエッジデバイスへの採用が進めば市場ポジションを獲得する可能性がある。特にno_std、WASM、ハードウェアアクセラレーション対応により組み込み・WebAssembly環境でも動作する点は差別化要素。単一依存でRSA・Ed25519・X25519・AEADなど主要プリミティブを網羅しているため、従来のopensslやlibsodiumなどの複数ライブラリ依存からの置き換え需要を捉えられるかが鍵となる。現時点ではコミュニティ主導のオープンソースプロジェクトであり、企業によるメンテナンス保証や監査が未確認であるため、本番採用には追加のデューデリジェンスが必要。