マイケル・バリー氏、SpaceXとAnthropicの1兆ドル評価に疑問符
Michael Burry says neither SpaceX nor Anthropic is worth $1T
「マネー・ショート」で知られる投資家のマイケル・バリー氏は、イーロン・マスク氏率いるSpaceXとAI企業Anthropicの評価額に懐疑的な見解を示した。SpaceXについては、5月20日に開示されたS-1によると、昨年の収益は187億ドル、純損失は49億ドルであり、1兆ドル、ましてや2兆ドルの価値があるとは考えられないと指摘。Anthropicについては、直近の資金調達で9650億ドルの評価額がついたことに触れ、長期的に1兆ドルに達する保証はなく、AIモデル開発はコストがかかりすぎ、コンピューティングパワーはコモディティ化するだろうと述べた。
- マイケル・バリー氏がSpaceXのS-1開示に基づき、同社の評価額に疑問を呈した
- マイケル・バリー氏がAnthropicの評価額とAIモデル開発コストの持続性に疑問を呈した
著名投資家マイケル・バリー氏がSpaceXとAnthropicの1兆ドル級評価額に疑問符を付けた点は、バリュエーションが高騰する未上場テック企業に対する市場のセンチメントを測る上で重要。SpaceXの収益187億ドルに対し純損失49億ドルという財務実態と評価額の乖離、およびAnthropicのAIモデル開発コストとコンピューティング資源のコモディティ化リスクを指摘した点は、テック銘柄全般の割高感を見直す契機となり得る。AI・宇宙という先端領域であっても、企業価値評価においては収益性と競争優位の持続性が問われる局面にあることを示唆している。