ユーザー指定の汎用物体を自律把持する7自由度ロボットアーム制御システムの開発
Development of a 7-DOF robotic arm control system for autonomous grasping of user-specified general objects
連動テンドン駆動の7自由度ロボットアーム向けに、ユーザーが指定した一般物体を自律把持する制御システムが開発された。点群データから6自由度把持姿勢推定とセマンティックセグメンテーションを同時に行う3D Mixture-of-Experts (MoE) UNetモデルと幾何学ベースの逆運動学手法を採用。GraspNet-1Billionでの評価では、ベースラインと比較して把持姿勢推定で最大5.24 AP、セマンティックセグメンテーションで最大3.42 mIoU向上した。実世界の乱雑な環境下での実験では、既知の物体3種で100%、未知の物体7種で平均52.9%の把持成功率を達成し、平均20 FPSでリアルタイム動作した。
- 連動テンドン駆動の7自由度ロボットアーム向けに3D MoE UNetモデル等を用いた自律把持制御システムが開発され、GraspNet-1Billionでの精度向上や実環境における平均20 FPSでのリアルタイム動作、既知物体100%・未知物体平均52.9%の把持成功率を達成した。
乱雑な環境下での未知物体の汎用把持は物流・製造マニピュレーションの自動化における重要課題であり、3D MoEモデルを用いた姿勢推定と逆運動学の統合により20 FPSのリアルタイム動作と未知物体での把持成功を実証した点は、実運用向けロボット制御技術として注目に値します。