フォードの新型EVピックアップ「ファザム」、EV販売が80%減少する中で登場へ
Ford’s Fathom pickup couldn’t come soon enough as EV sales drop 80% in Q3
フォードは、2027年初頭に新型EVピックアップトラック「ファザム」を約3万ドルから発売する予定です。これは、同社の米国におけるEV販売が第3四半期に80%減少したという状況下での発表となります。フォードの第3四半期の総販売台数は6.6%減の約51万台、電動車両(EVとハイブリッド)全体では41.3%減の50,355台でした。特にEV販売は80%減少し、6,047台にとどまりました。これは、現行モデルであるF-150ライトニングの販売終了に伴うものです。F-150ライトニングの第3四半期の販売台数はわずか289台で、前年同期比97%減でした。また、ムスタング・マッハEの販売台数も72.4%減の5,574台、E-Transitバンの販売台数も57%減の184台でした。ファザムは、フォードの新しいUEVプラットフォームに基づいた最初の車両となり、標準航続距離モデルは28,350ドルからとなります。フォードはファザムの初年度販売目標を10万台としており、これは米国でトップクラスのEV販売台数に匹敵するものです。フォードのジム・ファーリーCEOは、この新型車の規模、コスト、納期通りのローンチが大きな挑戦になると述べていますが、会社側は2027年の発売は予定通り進めると確認しています。
- フォードは2027年初頭に新型EVピックアップ「ファザム」を標準航続距離モデル28,350ドル(約3万ドル)から発売予定
- フォードの米国EV販売は第3四半期に80%減の6,047台、F-150ライトニングは289台(前年同期比97%減)とモデル終了の影響で急減
- 第3四半期の総販売台数は6.6%減の約51万台、電動車両(EV+ハイブリッド)は41.3%減の50,355台
- ムスタング・マッハEは72.4%減の5,574台、E-Transitバンは57%減の184台
- ファザムはフォードの新UEVプラットフォーム採用第1号車で、初年度販売目標は米国トップ級に匹敵する10万台
- ジム・ファーリーCEOは規模・コスト・納期通りのローンチが大きな挑戦になると述べつつ、2027年発売は予定通りと確認
フォードのEV販売が第3四半期に前年同期比80%減(6,047台)と急減し、F-150ライトニングはわずか289台(同97%減)に落ち込んだ点は、既存EVラインナップの需要失速と在庫・モデル終了リスクを強く示す。一方で2027年初に約3万ドル(標準航続距離28,350ドル〜)の新EVピックアップ「ファザム」を投入し、初年度10万台という米国トップ級の目標を掲げている点は、低価格セグメントでの巻き返しとUEVプラットフォームの成否が今後の収益を左右する賭けであり、規模・コスト・納期通りの立ち上げをCEO自身が難所と認めている。EVとハイブリッド合計でも41.3%減と電動化全体が縮小しているため、ファザムの価格設定と生産調整、EV税制・関税など政策環境の変化を継続的に追いたい。