ロシアの貨物船「プログレスM-35」、国際宇宙ステーションに到着
Russian Progress cargo ship arrives at International Space Station
ロシアの無人貨物船「プログレスM-35」が、食料、燃料、物資計2.8トンを搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)のロシアのポイスクモジュールにドッキングした。ドッキングは日本時間17日午後1時44分(米国東部時間午前9時44分)に行われた。同船はカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ2-1bロケットで打ち上げられたが、ロケットの3段目に問題が発生したため、予定より1週間遅れて9月16日に打ち上げられた。これはソユーズ2-1b型ロケットでプログレスミッションが打ち上げられた初めてのケースである。通常2日で行われるランデブーシーケンスが今回は3日かかったが、軌道力学的な要因によるものと説明されている。プログレスM-35はISSに約5ヶ月間ドッキングしたままでいる予定。ISSの第75次長期滞在クルーには、ロシアのピョートル・ドゥブロフ、アンナ・キキナ、アンドレイ・フェジャエフ、NASAのジェシカ・メイヤー、アニル・メノン、ジャック・ハサウェイ、欧州宇宙機関(ESA)のソフィー・アデノーが含まれる。
- ロシアの無人貨物船「プログレスM-35」が食料・燃料・物資計2.8トンを搭載し、ISSのロシアのポイスクモジュールにドッキングした
- ソユーズ2-1bロケットによるプログレスミッションの打ち上げは今回が初めてで、3段目の問題により予定より1週間遅れの9月16日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた
- 通常2日のランデブーシーケンスが今回は3日を要し、軌道力学的要因と説明された。プログレスM-35は約5ヶ月間ISSにドッキング予定
- ISS第75次長期滞在クルーにはロシアのドゥブロフ、キキナ、フェジャエフ、NASAのメイヤー、メノン、ハサウェイ、ESAのアデノーが含まれる
ロシアのプログレス補給船がISSへのドッキングを完了した一報は、軌道インフラの運用継続性を示す。注目点はソユーズ2-1bでのプログレス初打ち上げという点で、3段目の問題により1週間遅延しランデブーも3日を要した。ロシアの打ち上げ信頼性とISS補給の安定性は、民間宇宙ステーション計画や商業補給サービス、打ち上げ保険・再保険の料率、ISS運用の国際協力体制に影響しうる。直接の上場企業業績への影響は限定的だが、打ち上げ遅延リスクの継続を確認する材料として、宇宙関連の政策・調達動向と合わせて注視したい。