総務省、Beyond 5G(6G)基金事業で日独国際共同研究プロジェクトの公募を開始
革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 要素技術・シーズ創出型プログラムにおける 「日独国際共同研究プロジェクト」に係る公募の開始
総務省は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)に造成した情報通信研究開発基金を活用し、Beyond 5G(6G)基金事業の要素技術・シーズ創出型プログラムにおいて「日独国際共同研究プロジェクト」の公募を開始した。本プログラムは、次世代情報通信インフラBeyond 5Gの実現に向けた要素技術の確立や技術シーズの創出を目的としている。総務省とドイツ連邦共和国連邦研究・技術・宇宙省は、Beyond 5G(6G)及び将来の通信技術の研究開発等における協力推進に関する協力趣意書に署名しており、共同研究を実施してきた。今回の公募は、両省間で合意した以下の3つの技術分野に関する共同研究を対象とする。 - 複雑なサイバーフィジカル環境を対象とした、産業IoT、工場自動化、システムオーケストレーションで強みを発揮する、システム及びアプリケーション最適化のためのデジタルツイン技術 - 信頼性の高いAI、ヒューマンセントリックなAI、エネルギー効率に優れたAI、ロボティクスや自律システム向けのフィジカルAIにおける専門知識を活用した、AIネイティブな通信システム及びネットワーク - レジリエントな接続性、シームレスなカバレッジ、宇宙・地上統合インフラにおける技術力を基盤とした、地上ネットワーク(TN)と非地上ネットワーク(NTN)の統合 総務省は、本プロジェクトを通じて、Beyond 5Gの要素技術確立や技術シーズ創出に加え、ドイツとの連携による国際標準化等での協力体制構築を図り、Beyond 5Gの社会実装を促進することを目指している。
- 総務省はNICTに造成した情報通信研究開発基金を活用し、Beyond 5G(6G)基金事業の要素技術・シーズ創出型プログラムで日独国際共同研究プロジェクトの公募を開始した
- 公募対象は、デジタルツイン技術、AIネイティブな通信システム・ネットワーク、TNとNTNの統合の3技術分野
- 総務省とドイツ連邦研究・技術・宇宙省はBeyond 5G(6G)研究開発の協力趣意書に署名済みで、国際標準化での協力体制構築を目指す
総務省とNICTが6G/Beyond 5G要素技術の日独共同研究公募を開始した点は、6G時代の国際標準化と技術基盤形成に向けた政府主導の取り組みとして注目に値する。特にAIネイティブ通信網、デジタルツイン、TN/NTN統合という3分野は、今後の通信インフラ投資の方向性を示しており、関連スタートアップや国内通信機器メーカーの長期的な事業機会拡大につながる可能性がある。