SpaceX、ファルコン9ロケットで29基のスターリンク衛星をケープカナベラルから打ち上げ
SpaceX launches 29 Starlink satellites on Falcon 9 rocket from Cape Canaveral
SpaceXは2026年5月29日、ケープカナベラル宇宙軍施設からファルコン9ロケットを使用し、スターリンク10-53ミッションで29基のブロードバンドインターネット衛星を打ち上げた。これは同社の低軌道メガコンステレーションに追加されるもので、ネットワークは既に10,000基以上の宇宙船で構成されている。打ち上げは午前8時57分(米国東部夏時間)に行われ、ロケットは北東方向へ飛行した。打ち上げ時の天候は80%の確率で良好と予測されていたが、積雲やかなとこ雲の影響の可能性も追跡されていた。今回使用されたファルコン9の第1段ブースター(機体番号B1085)は、これが16回目の飛行であり、NASAのCrew-9、Fram2、FireflyのBlue Ghost Mission 1などのミッションにも使用された。打ち上げから約8.5分後、B1085は無人船「A Shortfall of Gravitas」に着陸した。これは同船への152回目の着陸であり、SpaceXにとって通算616回目のブースター着陸となった。
- SpaceXがファルコン9ロケットで29基のスターリンク衛星を打ち上げ、コンステレーションに追加
- ファルコン9第1段ブースターB1085が無人船への着陸に成功(16回目の飛行、通算616回目の着陸)
SpaceXのスターリンク衛星打ち上げは継続的なコンステレーション拡大を示しており、衛星ブロードバンド市場での圧倒的な競争優位を維持している。10,000基超の衛星を運用するメガコンステレーションは既に事実上の軌道インフラとなっており、新規参入障壁が極めて高い。また、ファルコン9の16回目の再利用と616回目のブースター着陸は、打ち上げコスト低減と持続可能性の実証であり、SpaceXの収益性向上と他事業(有人宇宙飛行・月探査など)への資源再配分余力を示す。