アリアンスペース、アマゾン社の衛星打ち上げミッションで過去最大のペイロードを投入
Live coverage: Arianespace to launch its heaviest payload to date with Amazon Leo flight
アリアンスペースは、アマゾン社の衛星インターネットコンステレーション構築のため、過去最大かつ最重量のペイロードを搭載したアリアン6ロケットの打ち上げを準備しています。このミッション(VA269 / LE-03)では、36基のアマゾン社の衛星が低軌道に投入されます。これはアマゾン社がアリアンスペースに予約している18回の打ち上げのうち3回目となります。今回の打ち上げには、新型のP160C固体ロケットブースターが初めて使用され、従来のP120Cと比較して全長が1メートル長く、推進薬は約156トン搭載されています。これにより、ロケットの性能が10-15%向上し、1回の打ち上げで4基多く衛星を搭載可能になります。打ち上げはフランス領ギアナのヨーロッパ宇宙港から行われ、Kourou時間午前8時53分(EDT午前7時53分、UTC午前11時53分)のウィンドウが開きます。アマゾン社は現在、衛星を「1日数基」製造しており、打ち上げ能力を上回るペースで衛星を製造しています。同社は、ULAのバルカンロケットやブルーオリジンのニューグレンロケットの打ち上げ遅延にもかかわらず、複数の打ち上げプロバイダーとの多様なポートフォリオにより、コンステレーション構築を進める計画です。アマゾン社は、2026年7月30日までにコンステレーションの半分を展開するというFCCの期限について、条件付きで延長の承認を得ています。
- アリアンスペースが新型P160C固体ロケットブースターを初使用し、打ち上げ性能を10-15%向上させた
- アマゾン社は現在衛星を「1日数基」製造しており、打ち上げ能力を上回るペースで生産中
- アマゾン社はFCCから2026年7月30日までにコンステレーションの半分を展開する期限について、条件付きで延長承認を得ている
- VA269/LE-03ミッションで36基のアマゾン衛星を低軌道に投入予定
アリアンスペースが新型P160Cブースターを実戦投入し、アマゾンの衛星インターネットコンステレーション「Kuiper」向けに1回あたりの打ち上げ能力を10-15%向上させた点は、打ち上げサービス市場における競争力の指標として注目に値する。また、アマゾンが「衛星を1日数基製造」しており、打ち上げ能力がボトルネックになりつつあること、さらにFCCの期限延長を条件付きで得ている点は、Kuiper計画の進捗リスクと資本投下のタイミングを見極める上で重要である。