Databricks、OLAP/OLTPを統合する新データアーキテクチャ「LTAP」を発表
Databricks Launches LTAP: A Unified OLAP/OLTP Data Architecture
Databricksは、OLAPとOLTPを単一のデータコピー上で統合する新しいデータ処理アーキテクチャ「LTAP(Lake Transactional/Analytical Processing)」を発表しました。LTAPは、ETL、レプリカ、パイプラインを不要にし、データレイク上に構築された「Lakebase」を基盤としています。Lakebaseは既に数千社の顧客に利用され、1日あたり1200万件のデータベース起動を処理しています。LTAPは、PostgresネイティブトランザクションをオブジェクトストレージにもたらしたLakebaseとLakehouseを、単一のガバナンスモデル、真実の源、ストレージレイヤーの下で統合します。これにより、運用データ、分析データ、ストリーミングデータすべてを単一のコピーで管理でき、AIアプリケーション時代のための新しいデータ基盤を提供します。新機能として、クロスクラウド・クロスリージョンのディザスタリカバリ、Gitスタイルのブランチングとスナップショット、自律的なデータベース運用機能がLakebaseに追加されます。LTAPは今後、Lakebaseの一部として提供される予定です。
- DatabricksがOLAPとOLTPを統合する新データアーキテクチャ「LTAP」を発表した
- Lakebaseは既に数千社の顧客に利用され、1日あたり1200万件のデータベース起動を処理している
- LTAPはPostgresネイティブトランザクションをオブジェクトストレージ上で実現し、単一のデータコピーで運用・分析・ストリーミングデータを統合管理する
Databricksが発表したLTAPは、OLAP/OLTPの統合というデータベース業界の長年の課題に対し、データレイク上でネイティブトランザクションを可能にするアプローチを取っている点が注目に値する。Postgres互換のトランザクションをオブジェクトストレージ上で実現し、既に1200万件/日の起動実績があるLakebaseを基盤としていることから、単なる構想ではなく実用段階にある。これにより、従来は分離されていた運用系・分析系・ストリーミング系のデータを単一コピーで管理できるため、AIアプリケーションのデータ基盤として大きな競争優位を築く可能性がある。クロスクラウドDRやGitスタイルのブランチングなど、エンタープライズ向け機能も同時に提供される点で、Snowflakeなど競合への脅威となり得る。