Google、SpaceXに月額9億2000万ドルでAI計算能力を提供させる契約を締結
Google to pay SpaceX $920M a month for compute capacity at xAI data centers
SpaceXはGoogleに対し、月額9億2000万ドルでAI計算能力を提供する契約を締結した。この契約は2024年10月から2029年6月まで有効で、Googleは約11万個のNvidia製GPUを含む計算リソースを利用する。この契約は、GoogleのAIプラットフォーム「Gemini Enterprise」の需要増に対応するためのもの。SpaceXは、Elon Musk氏率いるxAIとの合併後、インフラ事業の収益化を進めており、今回の契約はその一環である。SpaceXは、AI関連への設備投資を大幅に増やしているが、AI事業は現時点で営業損失を計上している。また、SpaceXはAI分野でGoogleやOpenAIなどと競合している。
- SpaceXがGoogleと月額9億2000万ドルでAI計算能力提供契約を締結(2024年10月〜2029年6月)
SpaceXがAI計算能力をGoogleに提供する契約(月額9.2億ドル、2029年6月まで)を締結した点が注目に値する。これはSpaceXがxAIとの合併後、衛星コンステレーションの計算リソースを収益化に転換した初の大型案件であり、SpaceXの事業ポートフォリオがロケット打ち上げ・スターリンク通信に加えてAIインフラ事業へ拡大したことを示す。約11万基のNvidia GPUを活用した大規模計算能力の提供は、AI向け計算リソース不足が続く中で、従来のハイパースケーラー(AWS/Azure/GCP)以外の新たな計算資源供給源の出現を意味し、AIインフラ市場の競争構造に変化をもたらす可能性がある。ただしSpaceXのAI事業が現時点で営業損失である点には注意が必要。