DDR5 32GBが375ドルに、AI需要がPCパーツ価格を押し上げ
32GB of DDR5 now costs $375 – AI shortage continues to squeeze PC building
AI需要の増大によりPCハードウェアのサプライチェーン全体で製造能力が圧迫され、ゲーミングPCやエンスージアスト向けPCの標準とされる32GB DDR5 RAMの価格が375ドル(正確には374.97ドル)に達しました。1年前に100ドル未満だった16GBキットも現在では240ドル以上に高騰しています。PCPartPickerによると、現在最も安価な32GB DDR5 RAMはSilicon PowerのXPOWERキットで、プロモコード適用後374.97ドルです。この価格高騰はPC愛好家にとって大きな負担となっており、64GBでは679.99ドル、16GBでも200ドルとなっています。SK hynixは製造制約が2030年まで続くと警告しており、価格の低下は見込めません。SSD価格も同様に高騰しており、かつて38ドルだったドライブが現在200ドルで取引されています。AMDはRyzen 7 5800X3Dと新製品Ryzen 7 7700X3Dの再投入でPCゲーム価格抑制に努めていますが、Intelはメモリ価格の高騰に懸念を示し、レガシー製品の展開も示唆しています。Computex 2026では、NvidiaのRTX SparkラップトップやPC、新ビルドシステム、RAMコンポーネントなど、多くのPCハードウェアで価格の明確化が欠けており、ベンダーは高すぎる価格で買い手を遠ざけることを懸念している可能性があります。
- SK hynixがDRAM製造制約が2030年まで続くと警告
- 32GB DDR5 RAMの価格が374.97ドルに達し、1年前の100ドル未満から大幅高騰
- PCPartPickerが現在最も安価な32GB DDR5 RAMとしてSilicon PowerのXPOWERキットを報告
DRAM価格高騰の主要原因がAI需要による製造能力の圧迫である点が重要。SK hynixが2030年まで製造制約が続くと警告しており、半導体メモリの需給タイトな状態が長期化する見通し。これは半導体メモリメーカー(SK hynix、Samsung、Micron)にとっては価格決定力の維持・増収要因となる一方、PC・サーバーベンダーにとってはコスト圧力となる。また、ゲーミングPCやエンスージアスト向け市場の縮小リスクにも注目すべき。