マグネシウム空気電池の空気極における遅い酸素還元反応(ORR)速度を改善するため、次亜リン酸ナトリウムとの熱処理によって表面をリン修飾したMo2C@P触媒が開発された。Mo2C MXeneの骨格を保持しつつ表面にP-OおよびP-C結合を形成させたことで、Mo2C@P-350は最高2.87 mA cm−2の拡散限界電流密度を達成した。3.5 wt.% NaCl水溶液電解質を用いた評価では、5 mA cm−2で1.19 V、10 mA cm−2で1.13 Vの安定した放電電圧を示し、温和な温度でのリン化が有効な触媒工学戦略であることが示された。
KEY POINTS要点記事から抽出した重要情報
表面をリン修飾したMo2C@P触媒が開発され、マグネシウム空気電池の空気極において最高2.87 mA cm−2の拡散限界電流密度と安定した放電電圧特性が確認された。