MSDGFM-YOLO11n-OBB: 空撮向け回転車両検出のための選択的高解像度差分誘導RGB-赤外線フュージョン
MSDGFM-YOLO11n-OBB: Selective High-Resolution Difference-Guided RGB–Infrared Fusion for Aerial Oriented Vehicle Detection
無人航空機(UAV)による小型・密集・任意方向の車両検出に向け、RGBと赤外線(IR)画像を統合するデュアルブランチ検出器「MSDGFM-YOLO11n-OBB」が提案された。本手法は独立バックボーンを維持しつつ、高解像度のP3層のみに適応的な差分誘導フュージョンモジュール(MSDGFM)を適用し、P4/P5層にはパラメータフリーなMean Fusionを採用する。DroneVehicleデータセットの検証ではmAP@0.50が0.7853、mAP@0.50:0.95が0.6472を達成し、単一モーダルのベースラインを大幅に上回った。また、YOLO11s-OBB (IR)と比較してパラメータ数を58.1%、FLOPsを54.0%削減しながら、精度で4.32ポイント上回る性能を示した。
- 空撮向けRGB・赤外線フュージョン検出器「MSDGFM-YOLO11n-OBB」が提案され、YOLO11s-OBBと比較してパラメータ数を58.1%、FLOPsを54.0%削減しながらmAP@0.50で0.7853を達成した。
エッジデバイス(UAV)向けマルチモーダル検出において、計算資源(パラメータ数・FLOPs)を半減させつつ精度向上を達成した技術は、自律飛行や監視用途におけるエッジAIの商用展開を加速させる要素として注目される。