NASA、スペースXによる国際宇宙ステーションへの35回目の補給ミッションのメディア招待を発表
NASA Invites Media to SpaceX’s 35th Resupply Launch to Space Station
NASAは、スペースXによる国際宇宙ステーション(ISS)への35回目の商業補給ミッション(CRS-35)のメディア向け受付を開始した。このミッションは、SpaceXのFalcon 9ロケットで打ち上げられ、約6,500ポンド(約2,950kg)の科学調査、物資、設備をISSに輸送する予定である。打ち上げはフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から、早ければ10月にも予定されている。今回の補給物資には、ISSの電力増強を完了するための国際宇宙ステーション展開型太陽電池アレイ(IROSA)の最終セットが含まれる。また、微小重力下での人工網膜製造用ハードウェア、3D心臓細胞モデル、新種のガラス形成に関する材料、アルツハイマー病などの神経変性疾患治療標的の解明に役立つ脳オルガノイドなどの新しい実験も輸送される。メディアの申請締め切りは東部夏時間10月1日木曜日午後11時59分で、米国メディアのみが対象となる。
- NASAがSpaceXによるISSへの35回目の商業補給ミッション(CRS-35)のメディア受付を開始。Falcon 9で約6,500ポンド(約2,950kg)の科学調査・物資・設備を輸送する。
- 打ち上げはフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から、早ければ10月に予定。
- 補給物資にISSの電力増強を完了させるIROSA(国際宇宙ステーション展開型太陽電池アレイ)の最終セットが含まれる。
- 微小重力下での人工網膜製造用ハードウェア、3D心臓細胞モデル、新種のガラス形成材料、神経変性疾患治療標的の解明に役立つ脳オルガノイドなど新規実験を輸送する。
NASAの商業補給ミッション(CRS)はSpaceXの定常収益源であり、年複数回のFalcon 9打ち上げが継続することを示す。今回はIROSA太陽電池アレイの最終セットが搭載され、ISSの電力増強計画が完了段階に入る点は、軌道インフラの更新需要と宇宙ステーション関連サプライヤーの事業機会を読む上で注目。微小重力を活かした人工網膜製造や脳オルガノイドなど、宇宙環境を前提としたバイオ実験の輸送が含まれるのは、宇宙製造(v-space)の商業化テーマの進展として注視したい。ただし打ち上げ時期が「早ければ10月」と流動的で、米国メディア限定の受付案内に留まるため、単独では投資判断を大きく動かす材料ではない。