Google、最新のオープンLLM「Gemma」を発表
Welcome Gemma - Google’s new open LLM
Googleは、最新のオープン大規模言語モデル(LLM)ファミリーである「Gemma」を発表しました。Gemmaは、Geminiモデルを基盤とした4つのモデルで構成され、7B(70億)パラメータと2B(20億)パラメータの2つのサイズがあり、それぞれにベースモデルと指示チューニング済みモデルが存在します。これらのモデルは、コンシューマー向けGPUやCPU、オンデバイスアプリケーションでの効率的な展開が可能で、コンテキスト長は8Kトークンです。Hugging Faceは、モデルのハブへの統合、Transformersライブラリとの連携、Google CloudやInference Endpointsとの統合などを通じて、Gemmaのサポートを提供します。Gemma 7Bは、LLM Leaderboardで63.75のスコアを記録し、Mistral 7Bに匹敵する性能を示しています。また、4ビット量子化によるメモリ使用量の削減や、PyTorch、JAX/Flaxでの利用、Google Cloud (Vertex AI, GKE) およびHugging Face Inference Endpointsでのデプロイメントが可能です。さらに、Hugging FaceのTRLライブラリを用いたファインチューニングの例も紹介されており、A10G GPUで約9時間で完了するとのことです。
- GoogleがオープンLLMファミリー「Gemma」を発表
- Gemma 7BがLLM Leaderboardで63.75のスコアを記録しMistral 7Bに匹敵
- Hugging FaceがGemmaのサポートを発表(ハブ統合、Transformers連携、Cloud/Inference Endpoints統合)
GoogleがGeminiを基盤にしたオープンLLM「Gemma」をリリースしたことで、オープンモデル領域における競争がさらに激化する。Mistral 7Bに匹敵する性能を備えつつ、Hugging FaceエコシステムやGoogle Cloudとの緊密な統合が提供される点は、開発者・企業の導入障壁を下げ、クラウド需要の拡大にも寄与する。GoogleのAI戦略におけるオープンモデル路線の強化は、競合するMeta(Llama series)やMistralへの対抗策として重要であり、今後のモデルラインナップ拡充やVertex AIとの連携拡大がエコシステム競争の鍵となる。