JetKVM Mini: 小型・低価格なKVMスイッチ登場、有線・無線モデルあり
JetKVM Mini
JetKVM Miniは、小型で低価格なKVMスイッチで、Ethernet対応モデルが39ドル、無線モデル(JetKVM Mini W)が42ドル。3個セットでは単価が33ドルと36ドルに下がる。アルミニウム製ケース(42x42x23mm)で、ネイティブな1080pビデオキャプチャ(JetKVM OS Services利用で最大4K)、USB経由のキーボード・マウス操作、同じWebインターフェース、クラウド、アップデート機能を備える。JetKVM MiniはRJ45ポートを持ち、JetKVM Mini Wは2.4/5GHz無線LANとBluetooth LEを搭載し、セットアップはスマートフォンやラップトップから行える。ESP32-P4Xマイクロコントローラを搭載し、ハードウェアH.264エンコーダにより1080p/30fpsまたは720p/60fpsのビデオをWebRTCでストリーミングする。JetKVM Mini WはESP32-C5を無線用に追加。2つのUSBポートがあり、1つはターゲットコンピュータ接続用(USB 2.0 High Speed)、もう1つは汎用(USB 2.0 Full Speed)で拡張機能接続やバックアップ電源入力に使用可能。ファームウェアはオープンソースで提供され、Webインターフェース、クラウド機能、OSサービス(最大4K画面キャプチャ、共有クリップボード、ファイル転送など)はそのまま引き継がれる。2026年10月26日より販売開始。
- JetKVM MiniはEthernet対応モデル39ドル、無線モデル(JetKVM Mini W)42ドル、3個セットでは単価33ドル/36ドルで提供される小型KVMスイッチ
- ESP32-P4XマイクロコントローラとハードウェアH.264エンコーダで1080p/30fpsまたは720p/60fpsの映像をWebRTCでストリーミングし、ネイティブ1080p(JetKVM OS Services利用で最大4K)のビデオキャプチャに対応
- 無線モデルJetKVM Mini WはESP32-C5を追加搭載し、2.4/5GHz無線LANとBluetooth LEに対応、スマートフォンやラップトップからセットアップ可能
- ファームウェアはオープンソースで提供され、Webインターフェース、クラウド、OSサービス(最大4K画面キャプチャ、共有クリップボード、ファイル転送)を継承
- 2026年10月26日より販売開始予定
小型・低価格KVMスイッチ「JetKVM Mini」の投入は、遠隔からの機器操作というニッチ市場に汎用マイコン(ESP32)ベースで参入する動き。注目点は、ESP32-P4XおよびESP32-C5という汎用チップで1080p H.264ハードウェアエンコードとWebRTC配信、Wi-Fi/BLEを実現し、39〜42ドル(3個セットで33〜36ドル)という低価格を実現している点。ハードウェアをオープンソースファームウェアと組み合わせ、クラウド/OSサービスで継続課金・エコシステム化を狙う構図は、周辺機器分野のソフトウェア収益化モデルとして参考になる。Espressif製チップの新世代モデルの採用事例としても半導体需給面で確認価値がある。ただし規模は小さく単独で大きな投資テーマにはなりにくい。