Neki、毎秒1億1800万クエリを達成
118M Queries per Second on Neki
Nekiはプラットフォームプレビュー版のリリースを記念し、毎秒100万クエリの目標達成後、さらに性能を追求した結果、512シャード、1.22PiBのデータで毎秒1億1800万クエリ(最大1億1874万7267クエリ)を達成した。このベンチマークは、単一シャードのポイントセレクトで、書き込み、結合、クロスシャードクエリは含まない読み取り専用のワークロードで行われた。5シャードから50シャードへのスケールアップではシャードあたりのQPSは0.8%以内の変化だったが、512シャードではシャードあたり231k QPSまで向上した。このテストでは、p99レイテンシはルーターで6.06ms、クライアントで13.95ms、エラー率は約180万クエリあたり67件、読み取りIOPSは15.8M、ネットワーク帯域は2Tb/秒を超えた。シャードはレプリカなしのプライマリのみで構成され、測定期間中にフェイルオーバーは発生しなかった。
- Nekiがプラットフォームプレビュー版をリリースし、512シャード・1.22PiBのデータで毎秒1億1800万クエリ(最大1億1874万7267クエリ)を達成したと発表した。
- ベンチマークは単一シャードのポイントセレクトに限定された読み取り専用ワークロードで、書き込み・結合・クロスシャードクエリは含まれない。
- 5シャードから50シャードへのスケールアップではシャードあたりQPSの変化は0.8%以内だったが、512シャードではシャードあたり231k QPSまで向上した。
- テスト結果はルーターp99レイテンシ6.06ms、クライアント13.95ms、約180万クエリあたり67件のエラー率、読み取りIOPS 15.8M、ネットワーク帯域2Tb/秒超。
- シャードはレプリカなしのプライマリのみで構成され、測定期間中にフェイルオーバーは発生しておらず、可用性・耐久性は検証されていない。
データベース基盤のベンチマーク更新であり、製造業や素材のような実体産業の成果ではないため、投資テーマとしての直接的な広がりは限定的。ただし512シャード・1.22PiBで秒間1億1800万クエリ、p99がルーター6.06ms・クライアント13.95msという数値は、大規模分散基盤の性能限界を押し上げるもので、クラウド事業者のデータ基盤コスト構造や、ベクトル検索・リアルタイム分析を売りにするAI/データ基盤企業の競争力評価に影響し得る。読み取り専用のポイントセレクトに限定され、書き込み・結合・クロスシャードを含まず、レプリカなしのプライマリのみでフェイルオーバーも未検証という条件の弱さは割り引いて見るべきで、実運用での可用性・耐久性の証明は今後の課題と捉えたい。