ガス・コンデンセート田の生産減少期における洋上プラットフォーム圧縮機ステーションの資源効率的モデル
Resource-Efficient Model of an Offshore Platform Compressor Station for the Declining Production Period of a Gas-Condensate Field
ガス・コンデンセート田の埋蔵量漸減と生産率低下に伴い、洋上生産設備のエネルギー効率と信頼性向上が課題となっている。本記事では、生産率と貯留層圧力が低下するフィールド開発後期段階における圧縮機ステーションの資源効率的モデルを提案する。生産率が10年間で500万m3/日から50万m3/日に減少し、ウェルヘッド圧および圧縮機吸込圧が5.0MPaから0.1MPaに低下する一方、吐出圧は5.5MPaを維持する条件下での計算が行われた。提案された圧縮機ユニット再構成スキームにより、シリンダー交換や圧縮機タイプの変更なしに、単一のユニットサイズで少なくとも9年間ガス圧縮が可能となり、並列稼働ユニット数は3基から6基に増加する。単一の大型遠心圧縮機とは異なり、提案構成は定格容量の約10%まで運用可能であり、これはモデルの推定値であり、テストまたはメーカーデータによる確認が必要である。
- 生産率が10年間で500万m3/日から50万m3/日に低下し、ウェルヘッド圧・吸込圧が5.0MPaから0.1MPaへ下がる条件下でも吐出圧5.5MPaを維持する圧縮機ステーションの再構成スキームを提案
- シリンダー交換や圧縮機タイプの変更なしに、単一ユニットサイズで少なくとも9年間のガス圧縮が可能となり、並列稼働ユニット数は3基から6基に増加
- 単一大型遠心圧縮機と異なり定格容量の約10%まで運用可能という試算は、モデルによる推定値でありテストやメーカーデータによる確認が必要
ガス・コンデンセート田の生産終盤における洋上圧縮機ステーションの再構成スキームで、機種変更なしに同一ユニットサイズで9年以上の圧縮運用を可能にし、稼働台数を3基から6基へ増やす点が実務的。注目は約10%のターン比まで運用可能という数値だが、これはモデル推定であり実機テストやメーカーデータでの検証が未了。油田サービス・圧縮機ベンダーにとっては老朽化ガス田の延命需要を取り込む余地がある一方、検証前の数値であるため導入効果を過信すべきではない。