Conversion of Biological Waste into Porous Carbon with Hierarchical Porous Architecture for High-Performance Supercapacitors
MNNanomaterials · MDPI · CC BY 4.0·
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ヨシの穂を炭素前駆体、ホウ砂アンモニウムを窒素・ホウ素源、炭酸水素カリウムを活性化剤として用いる簡便な一段階活性化法により、ホウ素と窒素を共ドープした多孔質炭素材料(PC-700)を合成した。PC-700は、高い比表面積、階層的な多孔質構造、豊富なN(2.54 at%)、O(11.23 at%)、B(2.59 at%)官能基を持つ。電極材料として、PC-700は0.5 A g−1で329.6 F g−1の比静電容量と長い寿命を示した。組み立てられたPC-700対称スーパーキャパシタは、20.5 Wh kg−1のエネルギー密度と、10,000サイクル後98.60%の容量維持率という優れた電気化学的安定性を達成した。
生物廃棄物(ヨシの穂)を原料に、N・B共ドープ多孔質炭素を一段階で合成し、高出力・長寿命のスーパーキャパシタ用電極材料を実現した点は、低コスト・持続可能なエネルギー貯蔵材料の領域で注目に値する。329.6 F g−1の比静電容量と10,000サイクル後98.60%の容量維持率は実用性を示す数字であり、廃棄物活用による材料コスト低減はスーパーキャパシタ市場での競争力向上につながる可能性がある。ただし、スケールアップや実用セルでの検証が未報告である点は留意が必要。