Hugging FaceとAMDが提携、CPU・GPUプラットフォーム向け最先端モデルの高速化を目指す
Hugging Face and AMD partner on accelerating state-of-the-art models for CPU and GPU platforms
Hugging FaceはAMDをハードウェアパートナープログラムに迎え入れ、両社はAMDのCPUおよびGPUプラットフォーム上で最先端のトランスフォーマーモデルのパフォーマンスを向上させるために協力する。この提携は、Hugging Faceコミュニティに最新のAMDプラットフォームをトレーニングと推論に利用可能にすることを目指しており、コストパフォーマンスの新たな基準を設定することが期待される。具体的には、GPUではInstinct MI2xx/MI3xxファミリーやRadeon Navi3xファミリー、CPUではRyzenおよびEPYCプロセッサー、AIアクセラレータのAlveo V70が対象となる。AMD MI250は、BERT-Largeを1.2倍、GPT2-Largeを1.4倍高速にトレーニングできると報告されている。また、自然言語処理、コンピュータビジョン、音声、生成AIなど、幅広いモデルアーキテクチャをサポートし、PyTorch、TensorFlow、ONNX Runtimeでの検証を行う。AMDのROCm SDKはHugging Faceのライブラリ、特にtransformersライブラリに統合され、将来的にはAMDプラットフォームに特化した新しいOptimumライブラリの開発も予定されている。
- Hugging FaceがAMDをハードウェアパートナープログラムに迎え入れ、CPU・GPUプラットフォーム向けに最先端モデルのパフォーマンス向上で提携
- AMDのROCm SDKをHugging Faceのtransformersライブラリに統合し、将来的にはAMDプラットフォーム特化のOptimumライブラリを開発予定
NVIDIA一強だったAIハードウェア領域にAMDが本格参入する布石であり、AIモデルのトレーニング・推論コスト低減とサプライチェーン多様化に寄与する。特にHugging Faceというデファクトスタンダードなプラットフォームとの連携は、AMDにとってAIエコシステムでの認知度向上に大きく寄与し、両社のコストパフォーマンス向上施策が実現すれば、AIインフラ投資におけるGPU選定の選択肢拡大につながる点で注目に値する。