Safetensorsのセキュリティ監査が完了し、デフォルトフォーマットへの移行が進む
🐶Safetensors audited as really safe and becoming the default
Safetensorsライブラリは、PyTorch、TensorFlow、JAXなどの主要フレームワークでテンソルを保存・読み込みするためのライブラリです。従来のpickle形式が持つセキュリティ上の脆弱性(悪意のあるファイルによるコンピュータ乗っ取りのリスク)に対処するため、Hugging Face、EleutherAI、Stability AIの3社が外部セキュリティ監査を実施しました。Trail of Bitsによる監査の結果、致命的なコード実行につながる脆弱性は見つからず、仕様の不備や検証不足などが修正されました。SafetensorsはRustで書かれており、セキュリティに加え、遅延読み込みや高速なロード(CPUで約100倍)といった利点も持ちます。これらの理由から、Safetensorsは今後、transformersライブラリでデフォルトでインストールされ、最終的にはモデル保存フォーマットとしてもデフォルトになる予定です。LM Evaluation HarnessやGPT-NeoXライブラリでもサポートが進められています。
- Safetensorsライブラリの外部セキュリティ監査(Trail of Bits)が完了し、致命的な脆弱性は発見されなかった
- Safetensorsがtransformersライブラリでデフォルトインストールされ、モデル保存フォーマットとしてもデフォルトになる予定
Safetensorsがデフォルトフォーマットになることで、AI/MLモデルの配布・実行におけるセキュリティリスクが劇的に低下する。特にHugging Faceのtransformersライブラリでのデフォルト採用は、業界標準への移行を加速させる。外部監査で致命的な脆弱性が見つからなかったことも信頼性を高める。これはAIインフラのセキュリティ基盤整備として長期的に業界全体にプラスであり、モデル配布の安全性を重視するプラットフォーム・ツール企業にとって競争優位となる。