SpaceX、西海岸からのファルコン9打ち上げでStarlinkネットワークの拡大を継続
West Coast Falcon 9 launch continues expansion of SpaceX’s Starlink network
SpaceXは2026年6月25日午後8時30分(太平洋夏時間)、カリフォルニア州バンデンバーグ宇宙軍基地からファルコン9ロケットで24基のStarlink V2 Mini衛星を打ち上げた。これはStarlink 17-45ミッションであり、ファルコン9初段B1081(25回目の飛行)は打ち上げ約8.5分後にドローン船「Of Course I Still Love You」に着艦した。衛星は打ち上げから1時間強後に第2段から展開された。バンデンバーグは、ケープカナベラルでのStarship運用への注力のため、2026年にSpaceXの主要な打ち上げ拠点となった。6月のバンデンバーグからの打ち上げは8回中7回目となり、フロリダからは6回を予定している。SpaceXは、Starshipの東海岸施設建設のため、ケネディ宇宙センターのLaunch Complex 39AをFalcon Heavyミッション専用とし、Cape Canaveral Space Force StationのSpace Launch Complex 40のみでFalcon 9ロケットを打ち上げている。また、東海岸のドローン船「Just Read the Instructions」はStarshipコンポーネント輸送に再利用される。2026年前半、SpaceXはバンデンバーグから40ミッション、ケープカナベラルから37ミッションを打ち上げる見込みである。6月21日のStarlink 17-28ミッションの打ち上げは、Space Launch Complex 4Eでのパッドのターンアラウンド記録を約56時間で更新した。
- SpaceXがバンデンバーグ宇宙軍基地から24基のStarlink V2 Mini衛星を打ち上げた(Starlink 17-45ミッション)
- バンデンバーグが2026年にSpaceXの主要な打ち上げ拠点となった(Starship運用の東海岸シフトに伴う)
- 2026年前半、SpaceXはバンデンバーグから40ミッション、ケープカナベラルから37ミッションの打ち上げ見込み
SpaceXが西海岸のバンデンバーグ基地を主要拠点化している事実は、同社の打ち上げ能力全体の増強とStarship開発への優先資源配分を示しており、収益源であるStarlinkの軌道投入ペース加速に直結する。東海岸の設備をStarship専用化する戦略的なリソース再配置は、中長期的なSpaceXの収益構造と競争力に影響を与える点で注目に値する。