カリフォルニアの太陽光発電、2026年初頭5ヶ月で天然ガスを上回る
Solar in California surpassed natural gas in the first five months of 2026
2026年の初めの5ヶ月間で、カリフォルニア独立システムオペレーター(CAISO)におけるユーティリティ規模の太陽光発電量が天然ガス発電量を上回りました。太陽光発電量は前年同期比21%増加し、天然ガス発電量は60%減少しました。太陽光発電は、2026年の初めの5ヶ月間のうち82%の日で天然ガスを上回り、2024年と2025年の21%から大幅に増加しました。この期間、太陽光発電容量は19%増加して25ギガワット(GW)に、バッテリー貯蔵容量は79%増加して16GWになりましたが、天然ガス容量は29GWでほぼ横ばいでした。バッテリー貯蔵の放電量は前年同期比で3倍になりました。需要が7%増加したにもかかわらず、電力輸入が倍増したことにより、総発電量は19%減少しました。輸入の増加は、太平洋岸北西部からの水力発電やニューメキシコからの新しいSunZia風力プロジェクトからの輸入によるものです。また、2024年5月から2025年5月にかけて、300MWのバッテリー設置を含む合計555MWの発電設備が廃止されました。
- 2026年初めの5ヶ月間、CAISOにおける太陽光発電量が天然ガス発電量を上回った
- 太陽光発電量は前年同期比21%増加し、天然ガス発電量は60%減少した
- 太陽光発電容量は19%増加して25GWに、バッテリー貯蔵容量は79%増加して16GWになった
- バッテリー貯蔵の放電量が前年同期比で3倍になった
- SunZia風力プロジェクトからの電力輸入が増加した
カリフォルニアという世界有数の経済圏で、太陽光発電が天然ガス発電を発電量ベースで定常的に上回る転換点を迎えたことは、エネルギー転換の現実味を示す重要なマイルストーンです。特にバッテリー貯蔵容量が前年比79%増の16GWに達し、放電量が3倍に増えた点は、再生可能エネルギーの不安定性を克服しつつある証左であり、蓄電関連企業への投資判断においてポジティブなシグナルです。また、SunZia風力プロジェクトからの電力輸入増加も、大規模再生可能エネルギーインフラの実稼働を示しており、エネルギー関連投資家にとって注目すべき動向です。