Anthropic、史上最も強力な一般提供モデル「Claude Fable 5」を発表、Mythosを一般ユーザーへ
Anthropic brings Mythos to the masses with Claude Fable 5, its most powerful generally available model ever
Anthropicは、AIモデル「Claude Fable 5」と「Claude Mythos 5」を発表しました。Fable 5は一般ユーザーおよび開発者向けで、ソフトウェアエンジニアリング、知識作業、ビジョン、科学研究、長時間のタスクにおいて、これまでのClaudeモデルを上回る性能を発揮します。Mythos 5は、サイバーセキュリティパートナーや一部の研究者向けに、より制限が緩和されたアップグレード版です。Fable 5は、サイバーセキュリティ、生物学、化学、モデル蒸留などの高リスク分野のリクエストをClaude Opus 4.8に自動的にルーティングする新しい保護層を備えています。価格は、入力トークン100万件あたり10ドル、出力トークン100万件あたり50ドルで、主要なAIモデルの中で最も高価な部類に入ります。Fable 5はClaude APIやエンタープライズプランで利用可能ですが、サブスクリプションプランへの追加は一時的なもので、その後は利用にクレジットが必要となります。ソフトウェアエンジニアリング分野では、Fable 5とMythos 5はSWE-bench Proで80.3%のスコアを達成し、GPT-5.5を大きく上回りました。また、StripeはFable 5を用いて5000万行のRubyコードベースの移行を1日で完了させたと報告しています。知識作業分野では、GDPval-AAで1932点、GDPpdfで29.8%のスコアを記録し、Opus 4.8やGPT-5.5を上回りました。ビジョン能力も強化されており、スクリーンショットからWebアプリのソースコードを再構築するなどのタスクが可能です。Mythos 5は、特にセキュリティ、重要インフラ、ライフサイエンス分野向けに、サイバーセキュリティや生物学に関する制限が解除されています。ExploitBenchでは78.0%、CyberGymでは83.8%のスコアを示しています。また、新しいデータ保持ポリシーとして、Fable 5およびMythos 5を含むモデルでは30日間のデータ保持が義務付けられます。
- AnthropicがClaude Fable 5(一般向け)とClaude Mythos 5(セキュリティ/研究者向け)を発表
- SWE-bench ProでFable 5/Mythos 5が80.3%を達成し、GPT-5.5を大きく上回った
- StripeがFable 5を用いて5000万行のRubyコードベース移行を1日で完了
- 価格設定は入力100万トークン10ドル、出力100万トークン50ドルと高価格帯
AnthropicがClaude Fable 5を発表し、SWE-bench Proで80.3%とGPT-5.5を大きく上回るスコアを達成、Stripeが5000万行のRubyコードベース移行を1日で完了させるなど、実用的な性能向上を示した点が重要。価格が入力100万トークンあたり10ドル、出力50ドルと高価格帯に設定されており、収益性への自信が窺える。さらにハイリスク分野のリクエストを自動ルーティングする新しい保護層や、Fable 5/Mythos 5の二層戦略は、安全性と性能の両立を図るビジネスモデルとして注目に値する。